待望の第2子が産まれて
早1ヶ月と16日。忘れないように
出産の記録を・・と思いつつ、今日になってしまった・・。
頭を出産前に戻してがんばって
思い出して、打ってみよう!
7月22日が予定日だったうちの次女。
予定日の3週間ぐらい前から
友人に「温泉で暖めるとお産にいい」と聞き
近所の銭湯の値段で入れる温泉に通った。
予定日の1週間ぐらい前になると
知り合いに、顔を合わせるたびに「まだ?」と
言われて、ややストレス?も感じてた・・・。
「私だって、早く出てきて欲しいの~」
とか、思いながら過ごしてた・・・。
17日の夜中に
「お!陣痛か?」と思うような
お腹の痛みがあって、10分間隔も到来したので
3時ごろだったけど、夫を起し、
上の娘も起して、タクシーで病院へ。
けど、到着すると
なんだか「これは陣痛じゃないやろお~?」って思うぐらい
ほとんど,痛くなくなってきて
分娩監視装置なるものをつけられると余計に、痛みが
どっかに飛んでいった。
ここで、娘と夫は自宅へ帰る。
確かこの日の17日は
連休で、ちょうど夫も仕事は休み、娘も学校が休み
で、よかった。
助産師さんも「これは陣痛じゃあ、なさそうやねえ~
朝になって、先生に診察してもらったら、たぶん帰ってもらうことに
なると思うよ~」だって!案の定、診察で「帰っていいですよ~こういうの
よくあることだから、また痛くなったらいらしてね」
優しい女医さんが、言ってくれた!
ああ~残念!
19日の火曜が診察日だったので
いつも通り、診察に行く。
「お~っと!17日、お腹痛くなったの?」と
いつもの男の先生に言われ
「そお~なんです~でも、違ったみたいで~」と
言うと
「う~ん、子宮口がまだ3cmから大きくなってないけど
又、次、痛くなったらお産始まると思うよ」と言われ、
ホッとする。けど「2人目は予定日より早いよ~」
「あれよあれよという間にお産が進むから
早めに病院行かなあかんよ~」などなど
色々な情報を耳にしてるもんだから、
「あ~早く産まれて欲しいよ~暑いよ~」
なんて、思いつつ、この週からは温泉はさすがに
産気づいた時に、恐いので(だって、裸で痛い痛い!!って
なっても1人だから、やっぱり恥ずかしいし、周りにも迷惑かけるし)
散歩に変えた・・。
けど、暑い~病院からも、もちろん歩いて帰って
夜も散歩した。この夜中におしるしが少しだけあった!
次の日の20日も
いつもの散歩コースなんかじゃ駄目だ!
体育会系の体格の持ち主なんだから
もっともっと歩かなくちゃ!!とか
考えながら・・・。ものすごい、暑さの中
日傘をさして「そうだ~今、ミスドが100円だった~太るけど
もうすぐ産むんだからいいや~」とか、モロモロ考えながら
近所(といっても、歩いて20分ぐらい)
のミスドまでゴー!!
途中であまりの暑さに、用のないスーパーに入って
涼んだりもした・・・。
無事、帰宅。
「あ~産気づかないよお~」
夕方、夕食食べてから
また散歩。上の娘が「ついていってあげるわ!」と
ただ、ひたすら歩くだけの
散歩に付き合ってくれた・・。
優しい・・・
後ろから、りんりんと自転車のベルと音が鳴って
誰かと思えば職場の人。
「散歩してるの~?がんばってるねえ~」と言ってくれた・・。
「まだまだ生まれそうにないからね~がんばるわ~」
全然、お腹なんて痛くならないまま
就寝。
夜中3時ごろ「あれ?この前みたいにお腹痛くなってきたぞ~
でも、またフェイントかも知れんから、もうちょっと様子見よう!」
トイレに行くと、またちょっとだけおしるし。
お腹の痛みが、ちょっとずつ増してくるけど5時ぐらいまでは
ウトウトする。5時半ごろから、いよいよ陣痛間隔が10分から15分間隔になってきたので
夫を起す。病院に電話。「経産婦さんなんだったら、もう来てくれる~?」
娘も起して、またまたタクシーでゴー!!
この日は17日と違って、タクシーの中でもどんどん痛みが増してきた!
タクシーを降りて、少しだけ病院まで歩く間も辛くて
途中で座り込んだりした・。
やっと病院に着いた!7時ぐらいだったかな?
まだ、1Fの外来が診察時間ではないので
直接3Fの病棟へ上がって,母子手帳と診察券を助産師さんに渡した。
バタバタと、助産師さんたちが私の部屋の準備をしてくれてる。
なんだか、忙しそう~
夜勤ももうすぐ終りだってのに、こんな時間に産気づいて
申し訳ないなあ~とか、同業者なもんだから、つい思ってしまう。
7時25分ぐらいに、やっと準備できましたって
LDR(最近流行り?の陣痛から産後まで同じベッドで過ごせるっていう部屋)に
通されて、横になる。
妊娠中、夫が常に
「頼むから静かに産んでくれよ。前のときみたいに
わめくなよ~ソフロロジーソフロロジー!やぞ~」と言うもんだから
ちょっとでも、陣痛を楽にするべく足浴の用意をしたり
アロマも持って行ったし、音楽の準備とかもした・・。
でも、いざその部屋に入室すると
痛いし、助産師さんが色んな処置したりで、全然準備とか無理!
で、そのうち朝ごはんがやってきて
「さあ~こっからの陣痛に耐えるためには食べるよお~」と
ベッドに横になったまま、一生懸命食べる・・。
けど、1口食べただけで、どんどんどんどんお腹が痛くなってきて
隣で色々準備とかしてる助産師さんの質問にも、あまり答えられなくなって
そんな私に気付いたのか?
「山田さん!?いきみたくなってきたら、早く言ってね!」
「もう、いきみたくなってきました!痛いです!」
「え~?もう1回診察するわ!お父さんと娘さん、部屋から出て!!
わっ!もう子宮口8センチ!産まれるわ!ちょっと~○○さ~ん!きてきて~
こっちが先~産まれるから、、先生呼んで!準備して!
山田さん、まだ、いきんらあかんよ!」
「痛い、痛い!いきみたいです!」
「駄目駄目~」
バタバタと、足に血液が飛ばないようにハイソックスみたいなん
履かされたり、ベッドの頭側があがったり、なんだか、この時間
あっという間で、何してもらったんだか??
とにかく、陣痛が痛くてあまり思い出せない~
「しっかり、息して!山田さん!過呼吸になってるよ!しびれてきてるでしょ!」
「はい・・。指先がしびれてます・・。痛いです~」「しっかりはいて!まだよ!まだいきんだらあかんよ!
赤ちゃんの頭、見えてるからね!もうすぐよ!」
何で、頭見えてるのに、産んだらアカンねん!と、思いつつ・・。
「あ!ここのお産、立会いやわ!
ねえ?山田さん、そうやね!」とか
言われたけど、あまりの痛みでそんな事はどうでもよくなってきてて
「どっちでもいいです・・」と弱弱しく答えたけど・・。
いつの間にか、夫と娘が私の開いた足を横目に見つつ
入ってきた。「ハイ!山田さん。いきんでいいよ~がんばれ!
しっかり息吐いて!」
数秒で、赤ちゃん出てきた気がする・・・。
産むより、陣痛があまりに痛すぎた・・・。
後で、また夫が「どこがソフロロジーやねん・・・」て言ってた。
でも、早かった!8時16分誕生!3160g!
立ち会った娘は驚いてたけど、抱っこさせてもらって
嬉しそう~2人とも可愛い~2人とも、私にあまり似てないけど
私が産んだ~(笑)
と、長い長いエピソードなのでした。
これが、ずっと書きたかったのだけど、なかなか
産後に、パワーが沸いてこなくて・・。
とにかく、書けて(いや、正確には打てて)よかった!
その後、可愛い次女は
母乳をいっぱい飲んですくすく育ち
よく泣く赤ちゃん代表ではあるけど、夜はまずまず寝てくれるので
母は助かってます。
昨日ぐらいから、お顔の表情がずいぶん豊かになってきて
笑顔も多くて、ますます可愛い~
また、続きは今度。