私が運転免許を取ったのは、30を過ぎてから。たぶん、周りの人と比べてずっと遅いと思います。
大阪の交通の便が良い所に住んでいたためか、遅くまで遊んでもまあ何とか終電には間に合う。万が一間に合わなくても、繁華街からタクシーに乗っても3000円以内で帰ることが出来る。あと、学生時代にあまりお金がなかった。などなどの理由から、免許を取りに行こうとは思いませんでした。
一大決心をしたのは今の職場に異動になってから。業務内容的に大きな違いはないんですが、今度の職場は車の運転が出来ればさらに業務的に都合が良い所でした。
最初半年ぐらいは、部下が運転していたのですが部下のやっている業務を私ができずにいて、それを上司として指導することに後ろめたさを感じてしまいました。
そこで、職場から近い教習場に通い何とか免許を取る事となったのです。
教習所では申し込む時に『どんな指導を希望しますか?』という問いがあったので、
「30代やし、ちゃんと運転したいからなあ」と、
「きびしい」指導を選んだのが運のつき、『本当』に厳しい指導が待っていました。
まあその甲斐あって何とか免許も取れ仕事でも役立っています。
免許を取得して一番喜んだのは、ペーパードライバーの嫁さん。
結婚前から、デートといえば電車か徒歩。もう、車でなんか遊びに行く事はないと思っていたところに免許を取ったので大喜び。車は購入してませんが、実家の車を借りて時々遊びに行きます。
子供が出来てからは、車があるほうが便利な時もあり嫁さんは喜んでいます。
ただお金がかかるので今は購入しようとは思いません。
(亭主)