26日~29日の3泊4日の予定でスキー旅行に行ってきました。
行き先は「クラブメッド・サホロ」
クラブメッドは世界各地にリゾート施設を持っているところ。詳しくはここからどうぞ。
2年前に石垣島にいってすっかりクラブメッドが気にいったので今回も迷うことなく「サホロ」行きを決めました。
関西空港を26日の9時20分に飛び立ち、とかち帯広空港に11時10頃に到着。
そこからクラブメッドのバスに揺られること1時間30分。
途中の景色はすっかり北海道です。
初めての北海道の景色を見つつバスの暖かさにまどろみながらクラブメッドに到着。13時を回っての到着でしたので、チェックインしてすぐにお食事。クラブメッドでの食事はすべて朝・昼・夕といずれもバイキング形式で食べる事になります。しかも、昼・夜はワインまで基本料金に含まれているので飲み放題です。ワイン以外のアルコールは別料金。しかし、普通のワインでも美味しいので満足できます。
食事の後は、翌日からのスキースクールに備えて、スキー道具のレンタルコーナーへ。
人が多く1時間ぐらいかかりましたが、何とかレンタルを済ませました。
このときまだ夕方ぐらいで、少し時間があったので同行した友人と外で待ち合わせて、少し滑ってみようという事になっていました。
ホテルのすぐ外がゲレンデ、少し下っていくとリフト乗り場です。
私のレンタルに時間がかかりすぎたのか、友人の姿がありません。
待ちくたびれて先にリフト乗り場へ行っているのかと思い、初めてのスキー板をなんとか足につけて、恐る恐る短い道のりをリフト乗り場に向けて滑りました。
しかし、全くのスキー初心者が一度もも転ばずにリフト乗り場へたとりつけるはずもなく、数回転びつつようやくリフト乗り場へ。しかしここでも友人の姿はありません。待っているうちに周りは薄暗くなりつつあります。
「思い切ってリフトに乗ってみるか!」
とも思いましたが、少しの移動程度で転んでいる私が無傷でゲレンデを降りれるなんて想像も出来ません。ましてや、今日は初日!ここで怪我をするわけにもいきません。
仕方ないので、スキー板を抜いてもと来た道のりを歩いて帰ることにしました。
当然リフト乗り場までは転びながらも滑ってきたので、帰りは登り道。板を担ぎながら登りますが、徐々にあたりは暗くなるうえに、ゲレンデのコースからは離れるので、徐々に人影も減ってきます。
不安が募ると共に、帰り道がこれで正しいのかもわからなくなってきました。
こんなところで遭難か!
と徐々にマイナス志向の世界へ!
不安と焦りのため疲労も強まってきます。しばらく歩いてもホテルらしき建物が見えないので、とりあえず人気のあるリフト乗り場へ戻る決意をしました。
またもやスキー板をはめ転倒しつつ又逆戻りです。疲労困憊の末、リフト乗り場にたどり着きましたが、やはり友人の姿はありません。
へとへとになったとき、リフト乗り場の横をふと見ると「パトロール」の文字の書かれた建物を見つけました。迷わず駆け込み、友人とはぐれホテルの方向がわからない事を告げると、親切な職員のお姉さんが、ゲレンデとこのあたりのホテルを走る巡回バスの運転手さんに交渉してクラブメッドまで連れて行ってくれることになりました。(クラブメッドには本当は寄らないんですが、交渉してくれたんです。)
こうして、私の人生初のスキー体験は恐怖と共に始まりました。
結局友人はリフト乗り場に行って一度滑ったが私が見つからないのでホテルに戻っていました。恐怖体験を嫁さんや友人に話しつつ食事をし無事初日は終了です。