旅行の2日目。
朝食をとると娘はすぐにキッズクラスへ。
私と嫁さんの友人はそれぞれのレベルに合わせたスキーレッスンへと行きました。午前と午後にそれぞれ2時間づつのレッスンです。初心者の私は勿論「ビギナークラス」へ申し込みました。
このレッスン、7段階に分けられています。私の申し込んだビギナークラスが最も初心者のクラスで、その次から順番に
1B:ボーゲンのできる方
1A:基本シュテムの出来る方
2B:シュテムターンのできる方
2A:パラレルターンのできる方
3B:ショートターンのできる方
3A:エキスパート
どのクラスに入るかは自己申告となっています。ただし、レッスンが開始されて明らかにそのクラスの技量に合わない場合は、インストラクターが携帯で連絡を取り合い下のクラスにいくこととなります。ゲレンデが広いので、どのクラスがどこにいてるのかは連絡とらないとわからないからね。あまりにも自分の能力を過大評価している人もいるようで、食事で一緒になったインストラクターによると私達の滞在中に3つぐらい下のクラスに行く事になった人もいたらしい。
友人は久しぶりのスキーという事で用心して、2Aクラスにはいったが能力的には「3Bでもいい」とインストラクターに言われたらしい。2Aクラスは、いきなり一番頂上まで言って滑っていたらしい。頂上からもいくつかのコースがあるのだが、指導のもと、繰り返し滑っていたらしい。
私のビギナークラスは、スキー板の履き方や転倒した時の対処、歩き方などのレッスンから始まり、本当に緩やかな傾斜での滑走練習などに午前中を費やした。そうして、午後から一番緩やかな傾斜のゲレンデへ移動。短い距離を少しずつ下るようにしつつ、「板をハの字」に開いた状態でのスピード調節や曲がり方、そうして止まり方などを繰り返し練習する。指導は親切丁寧、お陰でクラスのほとんどの人は緩やかな傾斜であれば転倒せず滑り降りる事が出来るようになった。インストラクターの先生曰く「これぐらいできれば、明日からは1Bクラスに入って下さい」とのことでした。
と書くと何もなく無事終わったようですがそうではありません。
当然北海道なのでものすごく寒い。その寒さにやられたのか、午後からのスクールは1時間ほどで疲労のピーク。私よりはるかに年配の方が頑張っているのに、私はそれ以上頑張る事が出来ず、途中でリタイアしてホテルに引き上げました。
3日目のスクールもランクアップして参加したかったのですが、旅行にきて体調を崩しても楽しくないので、3日目はスクールには参加せず覚えたてホヤホヤのボーゲンのすべりの練習に明け暮れました。マイペースで滑るのはあまり疲れなくて楽しく滑れました。
ここを読んで、サホロ行きを検討される方のために付け加えますが、ビギナークラスのレッスンがハードというわけではありません。非常に優しく丁寧に指導してくれます。リタイアしたのは私の体力不足のためですのでご了承下さい。
(亭主)5032